介護保険とは、
介護が必要な方に対して、
介護にかかる費用を
給付してくれる制度です。
収入に応じて、
自己負担2~3割で
さまざまな介護サービスを
受けることができます。
介護保険のサービスは主に、
・居宅サービス
・施設サービス
・地域密着型サービス
の3種類に分類されます。
居宅サービスとは、自宅に住みながら
介護サービスを受けられるものです。
自宅に訪問してもらって受けるサービスと
介護施設に通って受けられるサービスがあり
それらを組み合わせて
利用することもできます。
施設サービスは、
・特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設
に入所している高齢者に対して
提供されるサービスです。
地域密着型サービスとは、
介護を必要とする高齢者が
住み慣れた地域で生活できるように
創設された介護サービスです。
サービス内容は、
住んでいる地域によって異なり
他の地域の住民は利用できません。
老老介護(ろうろうかいご)とは
・高齢の妻が、高齢者の夫を介護する
・65歳を超えた子どもが、親を介護する
など、65歳以上の高齢者を
同じ65歳以上が
介護している状態のことです。
少子高齢化や核家族化が進んでおり
老老介護の世帯も増えています。
地域包括支援センターは
高齢者福祉の総合窓口であり、
・介護保険や福祉サービス
・要介護の申請
・介護予防サービスの提供
・日常生活の困りごと
など幅広いサポート・相談に
応じてくれる公的な施設となります。
・社会福祉士
・保健師
・ケアマネージャー
が配置されており、
老老介護を行う世帯に
積極的に活用して欲しい窓口です。